最近、閉店になっていくお店をたくさん見かけます。
つい大きく掲げられた "閉店セール" という言葉につられて
初めてそのお店に入った、なんてことも正直あります。
「本日最終営業日」と、店内に貼られた紙が目に留まりました。
真下にはまっしろなコートが掛かっていて
棚にはピンクやグリーンといった春色のカーディガンが綺麗に並んでいます。
ふと見渡すと、すでに店員さんが空のダンボールに洋服を詰め始めていました。
わたしは初めて思ったのです。
閉店セールってすごくかなしい言葉だなと。
景気が回復しているなんて言っているのは
一体どこの誰なんでしょう。